あなたはどっち派?チャペル式?神前式?

挙式のスタイルって何?
そもそもチャペル式って?
最近よく聞くけど人前式って?
ゲストハウスとか専門式場とか、よくわからない。

結婚式場を選ぶとき、なにを基準に選んだらいいかわからない。
そう思うひとも多いように感じます。
シンプルに説明しましょう。
〇4つの挙式スタイル
日本で一番多く実施されているチャペル式は、いわゆるキリスト教式のこと。
結婚の誓いを神の祝福を受け、参列者の前で誓約するという形です。
ベールアップをして誓いのキスをし、牧師による2人が夫婦であることを宣言、祝福と激励の言葉が贈られます。
そして、最近多いのが人前式。
これは宗教や慣習にとらわれることのない、自由なスタイル。
場所や方法も決まりはなく、家族や友人の前で結婚の誓いを行います。
次に神前式のスタイル。
神社の神殿や氏神の神前で行う挙式です。
神の前で三々九度の杯を酌み交わす、古来より皇室の方々の正式なスタイルです。
最後に仏前式。
仏の前で、先祖様に感謝し結婚を誓うスタイルです。
新郎家がお寺さんという方は、こちらの挙式スタイルということが多いです。
4つのスタイルを簡単にご紹介しましたが、
自分が花嫁だったら、と考えるとすぐ決めることができないこともあります。
最新の調査によると、どのスタイルで挙式をしたか調べたところ、
キリスト教式 48.6%
人前式 32.9%
神前式 17.6%
仏前式 0.5%
という結果がでています。
参考にしてみましょう。
今まで参列した結婚式を思い出してみるのもいいですし、
上に紹介したように、挙式そのものが持つ意味を考えて決めることも方法のひとつです。
ほかには挙式の時に着る婚礼衣装や、会場の雰囲気も合わせて決めるといいでしょう。
例えば、それぞれの衣装を挙げてみましょう。

キリスト教式はウェディングドレスとタキシード。
お父様とバージンロードを歩くことをイメージしている方は、こちらを選択します。
実際に花嫁様の話を伺うと、お父さんが「バージンロード歩くんだなぁ」とぼそっと言っていたから、と決めた人もいらっしゃいます
続いて、神前式や仏前式は白無垢、もしくは色打掛と紋付袴を着用します。
着物が好きな方や、日本人ならでは婚礼衣装での挙式、と考えるお2人でしたら神前式を選ぶ方が多いです。実際は色打掛はお色直しに着用し、白無垢は挙式でお召しになる花嫁さまが多いです。
「白」が持つ意味として、無垢、純粋、
人前式は衣装に決まりはありませんが、ウェディングドレスを着た花嫁様が多いです。
このスタイルは自由なので、新郎新婦がお2人で入場することもあったり、お母様にベールダウンをしてもらいお父様とバージンロードを歩くこともあります。
結婚式当日最初に着る衣装は家族やゲストに一番最初にお披露目する衣装です。
自分ならどうかな?とイメージしてみると、
挙式のスタイルも検討していけるのではないでしょうか?
結婚の誓いをする、大切な挙式です。
披露宴での演出やしたいことを考えることも大事ですが、
結婚式の要である挙式をどうしたいかを、ふたりでじっくり考えてみることをお勧めします。